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東京都千代田区神田|本場イタリアのフィレンツェの味をリーズナブルな価格で提供!愛され続けるイタリアンレストラン【デニーロ神田店】 (東京都千代田区 × 食事)

東京都千代田区神田|本場イタリアのフィレンツェの味をリーズナブルな価格で提供!愛され続けるイタリアンレストラン【デニーロ神田店】

デニーロ神田店

今村 慎一 シェフ

飲食店

千代田区神田で本場イタリアのフィレンツェの味をお届け【デニーロ神田店】

インタビュアー: デニーロ神田店様の事業内容とコンセプトをお聞きできますか?

今村 慎一 シェフ:東京都千代田区神田で、イタリアンレストランを営んでいます。
最初は中央区の茅場で開業したのですが、茅場町で開業した10年後くらいに千代田区の神田に移転しました。
気づけば創業して、30年になるイタリアンレストランになりますね。

コンセプトはありきたりではあるかもしれませんが、千代田区神田で、”本場イタリアのフィレンツェの料理をリーズナブルな価格で提供”です。
神田や茅場町は下町色が強い場所でして、銀座や六本木、広尾と比べますと、客層が異なります。
なので、あまりきっちりとした装いではなく、ラフな装いでご来店して頂き尚且つ、リーズナブルな価格で本場イタリア料理を提供させて頂きたいと考えております。
その気持ちは創業当初から変わっていませんね。

インタビュアー:今村様の経歴をお伺いできますか?

今村 慎一 シェフ:そうですね、もうだいぶ前なので、記憶が曖昧な部分があるのですが...

私は元々熊本出身でして、高校を卒業してすぐに大阪の調理師学校にて1年間勉強をしました。
その調理師専門学校を卒業後、都内のレストランに就職しました。
就職して2年経った頃に、今は無くなってしまったのですが、銀座のソニービル7階に"サバティーニ・ディ・フィレンツェ"という老舗イタリアンレストランを開くことになり、私はそのレストランに配属されました。
そこで働き、5年くらい経った頃に、本場イタリアのフィレンツェで修業を積ませて頂けることになりました。
そこでの経験や知識を銀座に持ち帰って、活かすための修業ですね。
イタリアでの修業期間を経て、東京に戻り、知識や経験を"サバティーニ・ディ・フィレンツェ"で活かしていました。
そして数年が経った頃、私は結婚を機に、茅場町にイタリアンレストランを開業しました。
もうかれこれ何年経ったか...私の若かりし頃のお話になりますね...。

インタビュアー:なぜ千代田区の神田を選ばれたのですか?

今村 慎一 シェフ:茅場町でイタリアンレストランを開業した頃、お店の経営は上手くいっていました。
ですが、茅場町は平日は人が多く、賑わっていたのですが、土日祝日は静かな街だったのです。
当時、子どもが生まれていたので、土日祝日は休みやすいというメリットはあったのですが、長くお店をやっていくには土日祝日もお客さんで賑わうようなお店でなくてはと思っていました。
そこで移転を考えだし、不動産業者さんと時間をかけて相談をした結果、立地や店舗の大きさなどの希望条件が一番良かった神田に移転を決めました。

デニーロ神田店が皆様にとっての憩いの場になって欲しい

インタビュアー:今村様の1日のスケジュールを教えてください。

今村 慎一 シェフ:毎朝、7:00にはお店に出勤してまして、その日に届いた新鮮な肉や魚、野菜の下処理をします。
他にも味の決め手になるトマトソースなどは、今でも私が毎朝作ってまして、私の日課になりますね。
そうした下処理を終え、午前中からランチタイムまでは、お客様がご注文してくださった料理を調理場で作っています。
特にランチタイムは近隣のサラリーマンやOLの方々が多くご来店してくださるので、かなりハードな時間になります。
ランチタイムが終わると、近くに自宅があるので、一度帰宅し、ご飯を食べて一休みします。
イタリアで修業を積んでいた頃もこんな感じですね。
仕事がひと段落着いたら、一旦家に戻ってゆっくりし、そして夕方18時頃に仕事に戻るという形です。
自宅でゆっくりした後は、お店に戻り、閉店までお料理の提供をさせていただく毎日ですね。

インタビュアー:お店を経営される上で大切にされてることはありますか?

今村 慎一 シェフ:まず、料理が美味しいのは当然のことだと思っています。
そして、せっかくご来店頂いたのであれば、お客様同士の出逢いを楽しんで頂きたいと思っています。
ご来店頂いたお客様が飲んだり、食べたりして、その時間を楽しめたらそれで十分かなと思っています。
コロナウィルスの蔓延が酷く、夜の営業が出来なかったのですが、ここ数日営業時間の緩和がされたことで、嬉しそうにご自身の大切な方とお食事をしているお客様の姿を見ると、やっぱりいいなと思いますし、一刻も早くこういった日常が戻ることを祈りますね。

インタビュアー:印象深いお客様はいらっしゃいますか?

今村 慎一 シェフ:創業して長いので、何とも言えないのですが...
ただイメージと違ってビックリしたのが、自民党幹事長の二階俊博議員ですね。
テレビで見ると強面の厳つい方という印象があったのですが、実際はそんなことなくて、すごく良い方なのですよ。
毎回、ご来店してくださった際には「おぉ!最近調子はどうだ?」と声をかけてくださります。
政治家の方ですし、幹事長というお仕事柄、威厳を保たなければならないのかなと思うのですが、プライベートは、丁寧で気さくな優しいお方です。
他にも、中村芝翫さんと三田寛子さんご夫婦もよくご来店してくださってますね。
ただ、イメージと違ってビックリしたという意味で印象残ってるのは二階俊博議員ですね。

インタビュアー:顧客様を離さないようにに心がけてる事や工夫してることはございますか?

今村 慎一 シェフ:正直言って、これが顧客様を離さないコツだ、とかはこれと言ってないですね。
初めてのお客様も顧客様もまるで長年通ってくださっているかのように接しています。
そこで差をつけず、決してお客様をほったらかしにしないという思いは強くあります。
小さいお店ですし、ランチタイムはバタバタしますが、どんな時でもご来店してくださったときの挨拶やお帰りの際のお見送りはさせてもらっています。
なので、何か特別なことはしてなくて、お客様がご来店してくださったからには、気分良く過ごしていただけるように”丁寧な接客”と”美味しい”と喜んでいただける料理の提供はしていますね。

食を通して幸せの輪を広げたい

インタビュアー:デニーロ神田店様の今後のミッションや目標はございますか?

今村 慎一 シェフ:食を通して、皆さんが幸せになってもらえたら嬉しいですね。
もっと大袈裟に言うと、貧困をなくし、お子さんがひもじい思いすることをなくしていくことがミッションになります。

私は熊本出身で、今でも私の母や妹が熊本に住んでいますし、飲食関係の友人も多くいます。
忘れもしない、2016年の熊本地震の際には、熊本の皆さんにお米や水を送ったり、うちで一番人気のメニューを注文して頂けますと、売り上げの何%を被災地に寄付するといった活動を行いました。
お客様に直接寄付を募るのではなくて、うちの料理を食べて頂く事で寄付に繋がる形になります。
熊本地震の時もそうですが、東日本大震災の時も同様なことを神田近隣の経営者仲間と行いました。
ひとりでやるよりも、みんなで行動に移したほうが大きな流れになりますからね。
なので人間の第三欲求の一つである、食を通して皆さんへ幸せを届けたいです。

インタビュアー:最後に地域の皆様にメッセージをお願いいたします。

今村 慎一 シェフ:常に自分の住んでいる周りや働いている周りは全て自分の責任で成り立っていると思います。
なので、責任のある行動を今後とも続けていきたいと思っていますし、地域の方々に貢献していきたいと強く思っています。
歳も歳なので、若い時とは違って、「この先何が出来るか」を考えたときに、出来ることは限られてくると思います。
なので、地域の方々やうちの料理を食べてくださる方々にどういった貢献ができるのかを考え、それを行動に移していきます。

実際に行動しているのが、神田周辺は学校が多いので、語学学校や演劇の学生さんが活動する場の提供をしています。
学生さんとは限らなくて、最近ですと、ヨガの会をうちのお店で開催しましたね。
コロナの影響でイベント会場が激減しまして、ヨガインストラクターの方の活動が困難になっているとお話を伺い、「よかったら、場所代はいらないから、うちのお店を会場として使ってください」と。

本当に大袈裟なことはしていないのですが、身の回りの困っている方々に私どもが少しでも出来ることがあれば、協力させて頂きたいと思っています。

今後とも地域の皆様へ食を通して幸せをお届けし、困っている方々へ何か手助けをさせて頂きたいと思っております。
何かありましたら、ご連絡ください!お待ちしております!

data 店舗情報

外観
店名
デニーロ神田店
カテゴリ(業種)
飲食店
住所
東京都千代田区神田錦町3丁目14-3 錦町ビル1階
電話番号
033-219-8900
営業時間
ランチ平日 / 11時15分~15時30分(L.O 15時 土曜 12時~15(L.O 14時30分) ディナー平日 / 18時~22時(L.O 9時) 土曜 不定休 ​※定休日:日曜・祝日
アクセス
千代田線 新御茶ノ水駅 / 徒歩5分 ​半蔵門線 神保町駅 徒歩5分 / ​都営新宿線 小川町駅 徒歩5分 ​/ 丸ノ内線 淡路町駅 徒歩5分

担当したメンバー

渡邊

渡邊

watanabe

大学卒業後、ゴルフ好きが高じてゴルフウェアの接客販売を2年半経験しました。
接客販売の経験から人とコミュニケーションを取ることが好きであると気づき、インタビュアーの道を志し現在に至ります。
現在は株式会社トリニアスにて、マーケティングライターとしても活動しております。
代表者様からお伺いしたお話の中から背景をたどり、店舗様のストーリーや魅力を最大限に伝えるお手伝いをさせていただきたいと考えています。
読者にストーリーが伝わる文章の作成を心掛けています。皆様とお話しできる日を心より楽しみにしております。

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