PRIMEPORT

PRIMEPORT

京都府京田辺市|皆様の人生に寄り添い、開業から50年愛される写真店【カメラのトモミ堂】 (京都府京田辺市 × 生活)

京都府京田辺市で皆様の人生に寄り添い、開業から50年愛される写真店【カメラのトモミ堂】

カメラのトモミ堂

田原 剛 代表

写真店

父から引き継いだ50年愛される写真店【カメラのトモミ堂】

インタビュアー: 事業内容をお願いします。

田原 剛 代表:京都府京田辺市で学校アルバムや卒業写真を中心に、スタジオ写真や証明写真まで幅広く撮影する写真店を経営しております。
平成17年に父から、地域の皆様に愛されている「カメラのトモミ堂」を引き継ぎ、今年で開業50年目を迎えられました。

インタビュアー:「カメラのトモミ堂」という店名の由来を教えていただけますか?

田原 剛 代表:先代である父の「トモミ」が立ち上げた「カメラ店」ということで「カメラのトモミ堂」という名前がついています。
比較的新しい写真店には「スタジオ」や「写真館」という名前が付くことが多いのですが、昔はカメラも写真もまだ贅沢品として扱われていたので、なかなかカメラを仕事にできる人は多くありませんでした。
なので、古くに開業した写真店は店名に「カメラの」という名前を冠して「ビジネスとしてカメラを扱っている」というアピールをしたお店が多いのです。
なので、「カメラのトモミ堂」の由来は「父の名前」と「ビジネスとしてカメラを扱っている証明」であり、今では長い歴史と父が築き上げた信頼の証を象徴する名前と言えますね。

インタビュアー:最近特に力を入れている写真はありますか?

田原 剛 代表:最近は特に「証明写真」の撮影に力を入れています。
証明写真は、受験や就活、お見合いなど、場合によっては人生を決める瞬間に関わるかもしれない写真です。
写真店で撮る証明写真は、機械で撮るものよりもたしかに数百円ほど高いかもしれません。
しかし、人の手で撮る写真には値段では測れないカメラマンのこだわりが詰まっていて、そのこだわりが写真を見る相手に伝わり、一枚の写真から人生が大きく変わるお客様もいらっしゃいます。
「カメラのトモミ堂」には人生が変わる一枚を撮影する「自信とこだわり」、それを裏付けるだけの「歴史と経験」がございますので、勝負の証明写真を撮るときにはぜひお任せいただければと思います。

お客様の人生に寄り添い、ありのままの表情をカメラに収める

インタビュアー:撮影する際のこだわりを教えていただけますか?

田原 剛 代表:お客様が来店されたところから表情を見極め、お話ししながら撮影をし、自然で一番良い表情をカメラに収めることにこだわっています。
いらっしゃる方は皆様いろいろな表情ができるのですが、ご本人は自分がどんな時にどんな表情をしているのか気づいておらず、写真になるとつい顔を作ってしまう方が多いのです。
作った顔は意外と見る人には伝わってしまうもので、ベテランの人事の方は、写真と本人を見比べて目の前の人物がどんな人であるのか、隠し事をしていないかなどが手に取るようにわかるとも言います。
「カメラのトモミ堂」では、意識的に作った顔や修正をかけた顔ではなく、ありのままの自然な表情を切り取り、お客様の本来の魅力が見る人に最大限に伝わる写真を撮るよう心がけています。

インタビュアー:プロカメラマンを始められてから感じるやりがいをお伺いできますか?

田原 剛 代表:関わった方一人一人の「人生に寄り添える仕事」ということにとてもやりがいを感じています。
人の役に立てる仕事はたくさんありますが、人の人生にここまで長く関われる仕事はそう多くないと思います。
初めて撮影した時は小さな子供だった子が、大きく成長してまた当店に成人式や結婚式の写真を撮りに来てくださることはすごくうれしいですし、その方の人生の1ページに「カメラのトモミ堂」が存在しているのだなと実感しますね。
写真は残し方によっては一生残るものでもありますので、皆様の人生に関わる仕事だからこそ、いい加減な写真は撮れないなと日々強く思っています。

インタビュアー:撮影時に意識していることはありますか?

田原 剛 代表:父から学んだことで、「8割遊び、2割仕事」という考えを常に意識しています。
良い写真を撮る時に一番大事なことは、相手に心を開いてもらえるかどうかです。
押し売りの営業マンがなかなか商品を買ってもらえないように、独りよがりなカメラマンもまた良い写真は撮らせてもらえません。
なので、学校写真でも証明写真でも、撮影時には「プロカメラマン」として現場に入るのではなく、子供たちと一緒に遊んだり、何気ない会話をしながら心をほぐしていき、「面白い写真屋さん」だと思ってもらえるようにしています。
まずは一人の人間としてお客様と信頼関係を築いていき、そこからプロとして撮影に臨むようにしていますね。

インタビュアー:田原様が考える写真店の重要性をお伺いできますか?

田原 剛 代表:記録ではなく記憶に残る写真を撮影するという点で、写真店は今後も非常に重要な存在になっていくと思います。
スマホの普及やデジタル化が進み、「記録写真」は誰でも撮れるようになりましたが、被写体の心が映し出された「記憶に残る写真」を撮ることは、やはりある程度成熟したプロのカメラマンでなければ難しいものです。
写真という字は「真実を写す」と書きますが、私は写真は「心を写す」ものだと思っています。
記憶に残る写真には、必ず被写体の心が映し出され、心は人以外にも、風景などすべてに宿るものです。
私は心を写すことこそが写真の魅力だと思い日々シャッターを切っておりますので、「カメラのトモミ堂」で写真を撮っていただければ、プロの写真はこんなに違うのかと実感してもらえると思います。

50年の歴史と自信を胸に

インタビュアー:地域の皆様にとってどのような写真店でありたいですか?

田原 剛 代表:写真に関することであれば、どんなことでも相談していただける写真店を目指しております。
インターネットが普及して、調べればどんなことでも分かる世の中になりましたが、自分で調べただけでは理解できなかったり、まず何をどう調べればよいのかが分からないという方もいらっしゃると思います。
「カメラのトモミ堂」では、撮影やプリントのご依頼に限らず、写真やカメラに関する質問であれば、50年の経験と自信で何でもお答えいたします。
ネクタイの締め方や表情のアドバイスなど、直接的に写真に関係しない相談や質問でも大歓迎ですので、まずは何でもお気軽に相談していただけたらと思います。

インタビュアー:最後に地域の皆様にメッセージをお願いいたします。

田原 剛 代表:受験写真や就活写真、選挙用ポスターの写真など、人生のターニングポイントで撮るお写真の撮影はぜひ「カメラのトモミ堂」にご相談ください。
一生に一回の機会に「トモミ堂で撮ったから合格した」、「トモミ堂で撮ったからいいことがあった」と思っていただけるように最高のお写真を撮影いたします。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

data 店舗情報

外観
店名
カメラのトモミ堂
カテゴリ(業種)
写真店
住所
京都府京田辺市河原食田10−48
電話番号
0120-61-5548
営業時間
10:00~19:00

担当したメンバー

佐藤

佐藤

sato

大学在学中は、顧客のニーズや行動の動機を探ることに魅力を感じ、マーケティング/消費者行動を専攻しておりました。 株式会社トリニアス入社後は営業に携わり、様々な業種の経営者様からお話を伺う中で、お店の魅力を伝えるお手伝いをしたいと思い、インタビュアーを志望しました。 現在はインタビュアー兼ライターとして当サイトの運営に携わっております。 代表者様のお人柄とお店の魅力が読者の皆様に最大限伝わる記事の作成を心掛けています。 お話を伺わせていただける日を心より楽しみにしております。

担当可能なサービス

  • インタビュアー
  • ライター
  • 全地域
  • 全業種
pagetop